ルンバ900シリーズ・890・690では、iRobot HOME アプリと連動させて使うことができます。iRobot HOME アプリを使えば、wifi経由でどこからでもすぐにルンバが操作でき、清掃状況の確認、スケジュールの管理などが行えます。
iRobotHOMEアプリの設定方法、ルンバを登録できない時に確認すること、アプリでできること、を紹介しますね。
iRobotHOMEアプリ設定方法
まずは、App StoreまたはGoogle play でiRobot HOME アプリをダウンロードをします。ダウンロードすると次から次へ何をしてくださいと指示されるので、それに従って設定するだけです。
最初に①言語(日本語)を選択、②iRobot HOMEのアカウント(メールアドレスとパスワードを設定)を作ってログイン、③持っているロボットそうじ機を登録します。
登録の方法は、Wifiのパスワードをアプリの中で設定し、ルンバとWifiをつなぐという作業。これらすべてはスマホの画面で詳しく説明があるので、簡単。
5分もかからず設定可能です。
iRobotHOMEアプリでエラーがでた時にやってみること
公式サイトでは、
iRobot HOMEアプリで新しいルンバを追加する時にWi-Fiに接続できない場合はWi-Fi要件に合っているかどうかを確認してください。
ルンバをWi-Fiネットワークへ正常に接続するには、2.4GHz帯のWi-Fiネットワークが必要です。ルンバは5 GHzネットワークをサポートしていません。
と書いてあります。
そもそものルーターが2.4GHz帯に対応してないと使えませんが、現在多く普及しているのは 2.4GHz帯のみに対応している無線LANルーターなので、ほぼほぼ大丈夫でしょう。
スマホに関しても、Wi-Fi対応のものならたいていは2.4GHzに対応しています。ものによっては5GHzの通信もできるという具合なので、ほとんどの場合大丈夫。
次にやってみることは、本体をリセットして、再度登録してみること。実際私も最初はエラーがでてできなかったのですが、リセットしてからやってみたらできました。こちらのケースの方が多いのではないでしょうか?
本体のリセット方法は以下のとおりです。
900シリーズのルンバ本体のリセット方法
- すべてのランプが点灯するまで、CLEANボタンを10秒間長押し→CLEANボタンから指を離すと、メロディー音が鳴る。
-
CLEANボタンを1回押し、5秒間待つ。(リセット完了)
600・800シリーズの本体リセット方法
- すべてのランプが点灯するまで、DOCKボタンとSPOTボタンを10秒間長押し→ボタンから指を離すと、メロディー音が鳴る。
- CLEANボタンを1回押し、5秒間待つ。(リセット完了)
iRobotHOMEアプリはリモコン代わりにもなる
立ち上げて最初の画面は本体と同じCLEANボタンがあります。このボタンをタップすると、本体と同じく起動するので、リモコンがわりにもなります。
腰をかがめてスイッチを押すよりスマホでスイッチが楽ですね。
600・800・900シリーズ共通の機能です
iRobotHOMEアプリでスケジュール設定できる
これは便利。
我が家は1階が約25畳ぐらいですが、ルンバ980でお掃除すると約1時間かかります。家にいるときに1時間もルンバがお掃除するのをみていたらもうイライラします。
自分ならもっと早くできるのに・・!って。でもルンバを使うってそういうことじゃないですよね。
自分がそこにいないときにやってもらうからこそ価値があるのがルンバです。
共働きで働いている人なんかには出かけている間にする人がほとんどだと思います。
で、我が家ですが、自宅で仕事をしている私は、いつルンバを使おうかな?と思ったのですが、一番よいのが朝イチルンバでした。正確には、寝ている間にルンバです。
夜寝る前、ダイニングテーブルにいすをあげ、床にあるものは全部上にあげておき、近づいてほしくないところにはバーチャルウォールを置いておきます。
そして、朝6時にセット。
我が家はみんなが朝食を食べ始めるのが7時頃なので、それまでにお掃除してもらおうという時間。
掃除機はいつかけると一番いいかというのをNHKのテレビ、あさイチのスーパー主婦コーナーでやっていたのですが、人が行動している時間にはホコリが舞い、人が寝ると床におりてきて、床に積もりますので、朝いちばんに掃除機をかけるのが一番効率がよいそうです。
朝起きて一番に掃除機をかけるというのは、気分的にも時間的にもなかなか難しく。それをルンバにやってもらったらめちゃくちゃ楽でした。
まだみんなが寝ている時間、ルンバが起きて1階をすべて掃除してくれます。掃除が終わったあと起きてくると朝おきたばっかりなのに掃除が終わっているという感動!
朝起きたときに昨日やりのこしたことからはじめる、マイナスでスタートするととってもしんどいですが、いきなりプラスではじめられると朝の時間がとってもゆったりと感じることができ、気分的にもすごく楽です。これはかなりおすすめ。
また椅子をあげる、下げるというタイミングも出かける前、帰ってきたときよりも寝る前、起きたときのほうが負担にならない気がします。
出かける前に椅子あげるって結構めんどくさいけど、寝る前なら今日のお片付けという気分であげられます。
ただし、起きる時間によって、住宅環境によって、早朝からお掃除していいかどうかというのは、各家庭によって違ってきますよね。我が家は一軒家でも密集してない地域で、早朝に掃除機をかけても近所迷惑にはなりません。
ルンバの掃除音は、普通の掃除機をかけるのと同じぐらいの音です。
朝、ルンバが起きだすとあ~掃除がはじまったな~とわかります。目覚ましがわりにも。何かにからまってエラーになることもまだまだあり、とまってるな~ってわかったら、2階の寝室からアプリでストップをかけれることも。
なかなか便利です。
スケジュール設定は600・800・900シリーズ共通の機能です
清掃モードを設定する
アプリ内で清掃モードを設定できます。
カーペットブーストの設定
ルンバはカーペットの上では自動的に吸引力を上げて、フローリングなどの硬い床では吸引力を下げ、バッテリーの消費を抑えます。それぞれの床で最適な吸引力になるカーペットブースト機能をつけるのかつけないのかということを設定できます。
初期設定ではオートになっていますが、こんなのずっとオートでいいですよね。カーペットでも吸引力をあげないでほしいなんて思う人いるのかな。
2回走行による清掃モードの設定
ルンバ980では通常ゴミやホコリを1回通るだけで取り除きます。ただし、ペットがいる家やもっとしっかりお掃除したいときなどには2回走行=ディープクリーンモードにすることができます。
こちらも1回しか通らないとかいいつつも2回ぐらいは通っている感じなので、う~んどっちでも。
エッジクリーン
ルンバは広いエリアのお掃除をし終えた後、壁際や家具の足回りなど細かいところをきちんとお掃除します。そんなところまではもういいという場合はエッジクリーンをオフすることができます。
これは早く掃除を切り上げてほしい場合にはいらないと設定しておいてもいいかな。
いずれにせよ、初期設定のままで十分かもという内容です。
清掃モードは900シリーズのみの機能です
その他iRobotHOMEアプリでできること
あとどのぐらいでお手入れする必要があるのかということがアプリで確認できます。
掃除の回数や合計時間、いつ掃除をしたのかという掃除履歴がわかります。掃除履歴っていったって、何月何日・・ってほぼ毎日掃除するわけで・・。私にはいらない機能でした。
あとは、現在の清掃状況、清掃エラー(エラー時には通知)、ゴミフル(ゴミがダスト容器に満タンになったら通知)、お手入れ状況(ダスト容器にゴミがどのぐらいたまったか、ロボット本体、エクストラクターが汚れてないか)を把握でき、詳しい取扱説明書を閲覧できます
アプリで設定から機能全般にいえることですが、スケジュール設定以外は特に不要なものばかりですね。リモコンになるのは、かがんでスイッチを押さなくていいってことで少しはいいですが、あとはあってもなくてもいい機能だと思いました。。
本体についてくる紙の取扱説明書では薄すぎて、わかりにくいときには、アプリで詳細を確認できるのは便利です。
ルンバの購入はこちらから
【関連記事】
■ジャパネットで29,800円のルンバ621ってどうなの?比較・違い
■ルンバ980の特徴 カーペット・階段いろいろお掃除してみました
■どの機種を買えばいいの?ルンバ900 600・800シリーズとの違い
この記事は、レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています