我が家は、ルンバ980をモニター中ですが、兄がルンバ875を購入、それを見た母がうらやましがってジャパネットたかたでルンバ621を購入。親戚中ルンバだらけ(笑)。
ルンバ980は135,000円と高額、それに対してジャパネットのルンバ621は29,800円。この違いはなんでしょうか?
同時に走らせて比較してみました。
ジャパネットで売っているルンバ621とは?
2センチ程度の段差なら楽々乗り越えて隣の部屋へ移動
ゴミの捨て方もは900,800シリーズとはちょっと違いますが、本体からダストボックスを外して中身をだすのは同じ。
こんな風に持ち運びもできます。
カメラやセンサーがついてないので、ぶつかる衝撃がやや強く、最初に衝撃カバーが別途ついていて、本体にはりつけて使います。
他に
- 階段からは落ちないセンサーつき
- 自分でホームベース(充電器)に戻る
- ゴミの多いところは入念にお掃除するスポットモードあり
- 角のお掃除もブラシで掻き出し
- 高さ10センチの隙間に入り込んでお掃除可
など公式サイトで売っているルンバ622と機能は変わりません。
ジャパネットルンバ621 VS ルンバ875 VS ルンバ980
実家で980(最新機種)、621(ジャパネット)、875(最新一つ前の機種)を同時に動かして、比較してみました。
サイズはややジャパネットが小さいですが、高さも直径もほとんど同じです。デザインは見た通り、ちょっとずつ違います。
動きの違い
980とジャパネット621を同時に動かしてみました。動きの違いを動画でみてください↑
980にはカメラとセンサーがついているため、同じ部屋でも直線で大きく往復して雑巾がけをするようにムダなく動きますが、621の方はあちこち細かくくるくるランダムに動きます。
また、壁にぶつかる衝撃がはげしくびっくり!センサーがなく壁でも勢いをゆるめることがありません。
ブラシの違い
裏をむけるとブラシ部分がちがいます。980,875は同じで毛が絡まりにくい、ブラシ自体もお掃除しやすいタイプになっていますが、ジャパネットの621はブラシそのもの。
髪の毛がからまっているのがわかります。ブラシのお手入れはやや手間がかかりますが、じゅうたんの上を走るならこっちのほうが上手にかきだしてくれるような気がします。
スケジュール機能のちがい
ジャパネットルンバ621は、スケジュール機能がありません。なので、自宅にいるときに、自分でスイッチをいれるしかありません。
スケジュール機能がないと、ロボット掃除機本来の目的である自分がいないときに掃除ができないので、これだけははずせないという人もおられるのではないでしょうか?
↑875であれば、時計、お掃除予約などのスケジュール機能が本体でセットできます。
一方900シリーズになるとスマホアプリでしか設定できないので、スマホをもってない人にはスケジュール機能がつかえずかえって不便になります。
ジャパネットルンバ621は安いのか?
アイロボット公式サイトでジャパネットルンバと同等の機能の600シリーズ 622を購入すると52920円。(公式サイトでは売り切れ)
622をアマゾンで購入すると37,800円(2016.3.28現在)。
ジャパネットで買うと29,800円。
ということで、ジャパネットの29,800円はとってもお買い得。
ジャパネット ルンバ621の口コミ・感想
ジャパネットのルンバを購入して、実際によかったこと、悪かったことを母にきいてみました
メリット
- 広い一階全部をひととおりとりあえず掃除してくれる
- 思ったよりキレイ
- 棚の下もはいれる
こどももいないので、そんなに汚れることもない実家。ただ、昔の古くて広い家なので、掃除機をかけるのは母の年齢では大変になってきていて、とりあえず全体を掃除してくれるのは、とってもありがたいとのこと。
1階はフローリングと畳なのですが、2階はじゅうたんの部屋が2つあり、そこを掃除したら、1回分でこのゴミ量です。
最初からそんなに期待してなかったけど、おもったよりずいぶんゴミが取れてありがたい~と大喜び。
悪かったこと
- 自分でHOMEに戻らない
- 875に比べたら掃除機能が劣る
- 充電がいつできたのかわからない
- スケジュール機能がない
母がHOMEに戻らないと思っていたのは、勝手に途中でスイッチを切っていたからでした。よく調べてみると、ジャパネットルンバには時計やスケジュール機能がついていないため、充電がきれそうになるというタイミングで掃除終了となり、自分でHOMEに戻ります。
実家は、1階全部をお掃除するとかなり広いので、だいたい20分ぐらい掃除させたら、ひきあげていたそう。
充電がなくなるまでやると自分で帰ります。
兄の家でふだんから875の掃除する様子をみている母、比べると875からは排気の勢いがよくそれで飛ばしてブラシで掻きあげて吸い込むので隅のゴミもよくとれるけど、ジャパネットルンバ621は風が全然こないので、角や隅のゴミはとれにくいとのこと。
しかし、一番母がこれがダメだわ~といっていたのが、充電ができているのかわかりにくいとのこと。
HOME(充電器)に戻ると、オレンジ色のランプがつくのですが、それが充電の合図。ただしこれがしばらくしたら節電のため電気が切れてしまいます。
その後、充電できたらまたランプがつくけど、それもまた節電のため消えてしまうので、充電完了がわかりにくい・・とジャパネットたかたに問い合わせしたところ、“充電は3時間でできるので、3時間たったらできてると思ってください”とのこと。
私からするとたいしたことないと思うのですが、これに母は怒っていました。
ジャパネットルンバ621にスケジュール機能はありません。なので、自分がいるときにスイッチを押して、そのままでかけるか、いるときじゃないとお掃除できません。
ただ、母は専業主婦で、家にいる時間も長いし、キッチンとリビングダイニングがわかれているので、キッチンで用事をしている間に1階全部をお掃除してくれるのは非常にありがたいとのこと。
ジャパネットルンバの総合評価
一緒に走らせると980とジャパネットルンバの動きの違いが一目瞭然。
それをみていた母は、やっぱりジャパネットのはスケジュール機能もないし、動きもムダが多く、みているとイライラするな~といっていたのですが、135000円と29,800円の値段の差をきくと、それならもうひとつジャパネットのルンバを買うわ~と言ってました。
たしかに、スマホをもたない母にとっては980を買ったとしてもスケジュール機能も使えないし、875の本体設定のものであっても使いこなせないといってました。
使いこなせないなら、もったいないですよね。
それに、このお値段で、これだけゴミをしっかりとって家中の掃除機かけを代わってくれるなら大満足とのこと。
ジャパネットで購入される方のほとんどが60代~70代と年齢層が高く、621は母世代にほしい機能だけがついて安くなったターゲット層にぴったりのルンバと言えます。
3つ並べて走らせてみたのですが、“うちのルンバが一番デザインがいいわね”とかHOMEボタンを押してもなかなかかえらないルンバをみて“今日はみんながみているから恥ずかしいのかな?”なんていって、まるで親バカ。
かなりかわいがっているようです。
逆に、娘は“目の前のゴミもさっととらないうちのルンバ(980)をみてルンバはアホやな~と思ってたけど、ジャパネットに比べたら相当かしこいな・・”なんて言ってました。
働いている世代には、スケジュール機能がついた875や980がおすすめですが、母の日のプレゼントならジャパネットのルンバがいいですね。
ジャパネットは型落ちで粗悪品なんていうクチコミも多いんですが、母はかなり気に入っていて、レイコップ、ケルヒャー、ルンバと今回で3回目のお買い物。
どれも壊れることなくこわれたとしてもアフターサービスもしっかりしていて、ジャパネットはなかなかいいと思いますよ。
【関連記事】
■ジャパネットで29,800円のルンバ621ってどうなの?比較・違い
■ルンバ980の特徴 カーペット・階段いろいろお掃除してみました
■どの機種を買えばいいの?ルンバ980 600・800シリーズとの違い
この記事は、レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています
アイロボットファンプログラムでモニターに参加しています。