2013年12月18日(水)放送、あさイチ スーパー主婦直伝 2013掃除のお掃除テクをシェアします。
大掃除、我が家では重曹が大活躍してくれましたが、重曹より10倍パワーがある“セスキ炭酸ソーダ”などまだまだ知らないお掃除テクニックを紹介していました。
まずは換気扇の油汚れ。換気扇はフィルターが油で目詰まりしてしまうと吸わなくなり、吸わなくなった換気扇のまわりに油がつくので要注意!
換気扇のお掃除は、セスキ炭酸ソーダで行われました。
中性洗剤で落とす方法が知りたい方はこちら>>換気扇の詰まり大作戦 スゴ技Q(2015.11.24あさイチ)
セスキ炭酸ソーダはこちらです。アルカリウォッシュという商品名ですが、これがセスキ炭酸ソーダです。
こちらのリンクからも購入できます↓
セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ度が高く、10倍のパワーをもちます。
セスキ水の作り方
水500ml :セスキ炭酸ソーダ小さじ1
をスプレーに入れて混ぜるだけ、スプレーをシュッシュとふきかけて使います。
セスキ水でも落ちない汚れは温度と時間をかけます。
セスキ煮とは?
水(40度ぐらい)3リットル: ソーダ大さじ1 のところへ油汚れがついたものを付け込んでよごれを落とします。
ポットや換気扇もこのセスキ水でみがくとピカピカになります。
換気扇フィルターは大きいので、プラスチックのポリケースにゴミ袋をかぶせて、セスキ煮をする。油汚れが塊になって浮いてくるので1時間ほど漬け込んだ後、ブラシで磨くときれいになります。
浮き上がりがすごいですね~。
セスキ水は、油汚れ、皮脂汚れ、手垢、血液などのタンパク質の汚れ落としに使え、キッチン扉などの手垢がついた油汚れには重宝します。
セスキ水は布につけてから、布でこすり、最後に水拭きで仕上げます。
セスキ水と重曹のちがい
重曹は洗濯には使いにくいですが、セスキ炭酸ソーダは皮脂汚れやタンパク質などの汚れもとれるので、これ1つで洗濯もできます。
一方、鍋の焦げ付きには発砲力と研磨力のある重曹の方が落ちます。
ふだんお掃除をしっかりしている人には重曹で十分。ため込んでいる人にはセスキ炭酸ソーダも合わせて使ってみるといいそうです。
セスキ炭酸ソーダを使う注意点
セスキ炭酸ソーダも重曹もアルカリ度が高いのでどちらも肌が弱い人は手荒れには注意です。
ゴム手袋を使うなどして、やってみてください。
また、アルミの製品は黒ずんでしまい、表面加工してあるものを落としてしまうことがあります。。
お掃除をするときに、その素材が何なのかわからないときには、目立たないところで様子をみて使いましょう。
ガスコンロのお掃除にはプリン状せっけん
大きすぎて漬け込めないガスコンロなどのお掃除にはプリン状せっけんがおすすめです
プリン状せっけんの作り方(ペットボトルで作ると便利)ぬるま湯(20~50度) 500ml +粉せっけん50g
※お掃除用なら風呂の残り湯でもok 粉せっけんの成分は 脂肪酸ナトリウム アルカリ酸(炭酸塩) という表示があるとより落ちやすい
プリン状なので、汚れた部分にとどまって汚れをおとしてくれます。プリンをのせて、時間をおいた後、アクリルたわしでこすれば油汚れもきれいに落ちます。
こちらのプリン状石鹸、
- お風呂のお掃除→いすや浴槽、窓まで
- 食器洗い→グラスや磁器は輝きが増す
- くすんだシンク周り、ステンレスのくもり落とし
- 網戸掃除→網戸にとどまるのできれいに汚れが落ちる 後で水で流す
などに使えます。
溶かす温度が低いほうがドロドロになり、高い温度の方がプリンプリンになり、粉石けんの成分によっても多少かわってきます。
プリン状せっけん実際につくってみました
⇒【あさイチ】プリン状石鹸と耐水ペーパーでお風呂鏡の水垢とり
⇒【あさイチ】プリンプリンに固まるプリン状せっけんが作れる粉せっけんはコレだ!
トイレ掃除3つのポイント
トイレ掃除は3つのポイントを押さえれば、ニオイはなくなります
ここがきれいだとぜったいにおわない。
特に、便器のふち裏には尿石がたまりやすく、尿石はクエン酸で落とします。
クエン酸水の作り方水200ml+クエン酸 小さじ1
クエン酸と水をまぜたものをトイレットペーパーでパックして スポンジ研磨剤 陶器用1500番でこすると尿石がとれます。
同じく、便器と床の境目もパックして汚れをとります。その後、便器と床の境目はブラシにぞうきんをかぶせてこすれば完璧。
この3つ以外のポイントとしてはトイレの奥にはホコリがたまりやすいので、奥から手間に雑巾をかけます。
奥の綿ぼこりを放っておくと手前にきて、それが便器と床の隙間で固まって汚れとなります。
トイレマットもにおいの原因となるので、敷かないほうがいいけど、敷きたい人は、こまめに洗濯することを心がけてください。
汚れの種類によって洗剤を選ぶ
トイレ掃除に有効なのはクエン酸水といいましたが、
クエン酸(酸性)は、トイレの尿石・輪じみ・アンモニア臭を消す力があります。
一方排泄物には、タンパク質なども含まれているので、タンパク質の汚れなどにはアルカリの重曹を使うと有効です。
トイレ掃除は酸性、アルカリ性どちらも使って(両方を同時にはつかわない)お掃除するとより効果的。
これは、お風呂場でもいえるとことで、お風呂場の汚れは皮脂もあり、酸性もアルカリ性も両方ためしてみるといいそうです。
お風呂場の鏡についた水垢はプリン状石鹸で汚れをゆるませたのち、紙やすり 耐水 2000番 (ホームセンターまたは プラモデルやさんで販売)でゆっくりこするときれいにとれます。
紙やすりは2000番ぐらいだとプラモデルの仕上げにつかうキメのこまかいものなので鏡を気づつけないんだって。
本当にスーパー主婦の話は役立ちます。
最後に掃除はためないこと。
毎日15分とタイマーをかけてやるなどすると、効率的です。