ヘルシーノンオイルフライヤー“カラーラ”でから揚げやお菓子などいろんな料理をつくってみました。
調理をするときのコツ、おいしくなるためのコツ、気をつけたいことなどをまとめました。
基本の調理 から揚げの作り方
カラーラの使い方についてはこちら⇒簡単!カラーラの使い方
下味をつけて粉をつけるところまでは油で揚げるときと同じ。5分ほど180度で予熱した後、指定加熱時間通り180度10分で調理してみました。
レシピ本には10分加熱でいけると書いてありましたが、まだ色が薄く中にも火が通ってなさそうだったのでさらに5分追加で完了。おそらくですが、いくら5分予熱しても鶏肉をくっつけないようにおはしで調節しながらならべると、庫内はこんなに小さいので、開けただけであっというまに熱が下がってしまいます。
ささっといれれるものはいいけど、一個一個並べていれるようなものはレシピに書いてある時間よりも時間がかかります。
約300gの鶏肉が一度に調理できます。我が家だとこれを2回。予熱5分+15分+15分で35分。から揚げ600gに35分。油を使って調理するほうが一気に早くできそうです。
時間がかかるものはテーブルで先にできたものを食べながら横で調理するという手もあります。
できあがりがこんな感じ。鶏肉そのものの油で揚げられる+食材からでてきた油はバスケットから落ちるのでとてもさっぱりしていておいしいですが、油で揚げたほうが衣がカリッとしておいしいという家族の評価。
このあたりは好みとおもいますので、ヘルシーのほうがいい方には、おすすめです。
調理中に開けてもいい
いもけんぴをつくってみました。作れる量は、さつまいも1本分。この場合は重なっていても大丈夫。
途中開けて、中のバスケットをだして、ふるふるシェイクします。
食材をまぜることで仕上がりが均一になります。
お菓子ぐらいで揚げ物をするのは大変ですが、簡単にいもけんぴができました。ただし、レシピ本にはさつまいも1本分で200度10分ということでしたが、こちらもさつまいものサイズにより20分ぐらいかかりました。わりとどれも少量ずつしか入らないのでたくさん作るファミリーにはむかないかもしれません。
油ハネなしタコのから揚げ
カラーラを使ってよかった~と思ったのがタコのから揚げ。タコの回転ずしにいくと子供が喜んでたのむ料理ですが、家で作ろうと思うと、少量なのに揚げるのは非常にめんどくさく、しかもタコははねやすく怖いです。
カラーラでつくると家族でたべるタコのから揚げ全部の量を一度でつくることができ、しかも油で揚げるようりカリッとおいしくつくることができました。
カラーラは大量の鶏のから揚げよりも少量の朝ごはんやお弁当に便利だと思いました。
少量のオイルスプレーでよりおいしく
カラーラは食材そのものの油で揚げますが、パン粉をつけたフライに関しては少量の油を加えたほうがよりおいしいです。エビフライなど食材そのものに油がないものは特に。
オイルはスプレー容器にいれて途中開けてシュッシュとふりかけるようにしてかけると少量にまんべんなく油がつきます。
油であげるのとかわらず、むしろ油であげるよりきれいに、おいしくエビフライが仕上がりました。
エビフライは絶対カラーラがおすすめ。フライをすると油もガスコンロもよごれますが、後片付けも楽ですね。
クッキングシートを入れる場合に注意すること
カラーラではお菓子もつくることができます。中学生のこどもが、焼きドーナツをつくってみました。
カラーラは火を使わず子供でも安心して使うことができる・・と思っていたのですが、注意しなくちゃいけないこともあります。
生地がバスケットにこびりつくため、下にクッキングシートを敷く必要があります。予熱をするときからクッキングシートを敷いていたら、途中で焦げたにおいがして、開けてみるとクッキングシートが浮き上がって上の電熱線にからまって焦げてしまいました。
危険です!クッキングシートを使うレシピは、予熱のときにはからっぽで、食材を上にのせて、いれるようにしてください。
レシピが100もありお菓子レシピも豊富です。紅茶のスコーンなども手軽にできます。オーブンが家にないという人はカラーラ一つでいろいろつくれますよ。
冷凍食品のあっためもよりおいしく
冷凍食品のあっためも簡単にできます。冷凍食品をあたためるのに油をだすというのはやや面倒。かといって電子レンジをつかうとサクっと感がなくなっちゃう。高温で一気に熱をいれることのできるカラーラだとお手軽です。
夏休み、お昼にハンバーガーとポテトのセットを手作りすることがありますが、ハンバーガーをつくりながらポテトをあげるのってお店でもないのに一人で結構大変なんですよね。テーブルにカラーラをもっていって、こどもにまかせると楽でした。
キッチンだけじゃなくテーブルで調理できるというのも魅力。
カラーラで作った料理はおいしいのか?
カラーラで作った料理はおいしいのでしょうか?結論的にいうと、おいしいものもなれば、おいしくないものもあるが正解。
最初につくってみたのがポテトチップスだったのですが、ポテトチップスのようにパリっとするものははっきりいって油で揚げたほうがおいしいですね。
チップスメーカーのように重ならないようにしないと、かりっとしないのですが、庫内は狭いので、1枚ずつ底にならべるとちょっとしかできないうえ、ひっくり返したり、いろいろやると手間もかかります。時間がかかるわりに量がつくれず、しかもかりっとしないので、これは油であげたほうがいい。
かたやきそばの麺をあげてみました。これは、なかなかよかったです。油で揚げると麺があぶらをすい脂っこくなってしまいますが、カラーラは高温で麺をカリっとあがるので、非常にヘルシーで、たべやすくおいしい。
ただし1回で調理できる量が2玉分なので、大家族にはめんどくさいかもしれません。夏休み、こどもと私のおひるごはんぐらいの量ならちょうど。
焼き鳥はおすすめ。焼き鳥専用の網と串がついていて、鶏を焼き肉のたれで下味をつけておき、串に刺して焼くだけ。思った以上に上手に焦げ目もつき、タレがついたバスケットはフッ素加工されているため、こびりつかずお掃除、後片付けも楽でした。
串も金属でできているので熱々。とりだすには軍手必須。こちらが非常に便利でした⇒なかしましほプロデュース 5本指の鍋つかみ
焼き鳥はオイルスプレーなしでも鶏そのものの油で上手にこんがりやくことができます。焼き鳥には今後カラーラを使おうと思います。
カラーラに向いている料理
- 少量の揚げ物(お弁当や朝食、夏休みの昼食)
- 海鮮類の揚げ物
- パーティー料理(食卓で調理)
- こどもがつくる簡単お菓子
- ヘルシーに仕上げたい料理
カラーラにむいてない料理
- ポテトチップス
- 大量の料理
- 表面をカリっとさせるから揚げ
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