材料入れるだけ!ほったらかしOK!!で調理ができる電気圧力鍋 “プレッシャーキングプロ”で色々な料理を作ってみました。
調理をするときのコツ、どんな料理がつくれるのか、作っていて初めて気付いたこと、気をつけたいことなどをまとめました。
新商品に興味ある方はこちら → クッキングプロで作ってみた料理とレシピ
プレッシャーキングプロでをうまく使いこなすコツ
プレッシャーキングプロの基本の使い方についてはこちら⇒簡単!プレッシャーキングプロの使い方
さらにうまく使いこなすには、こんなコツがあります。
食材の大きさを考える
プレッシャーキングプロは、最初にすべての材料や調味料を入れてしまう調理法です。火の通りやすいものは大きめに、火の通りにくいものは、小さめに切って置くと、熱の入り方にバラつきがでず、おいしく仕上がります。
水は少なめ、味は濃いめ
加熱や加圧をすると食材から水分が出て、味がやや薄くなります。味は濃い目を意識して調味料を調整しましょう。
自分の感覚の味付けよりも、最初は、説明書やレシピ本どおりの分量で作ってみることをおすすめします。
調理前に材料をすべて用意する
ほとんどの料理が材料、調味料をすべて同時期に投入することが多いです。
最初に下ごしらえ→圧力調理の場合は、多少入れる時間がずれますが、食材を切りながら、調合しながら調理する時間はほぼありませんので、最初に全部を用意しておきましょう。
急ぐときには熱湯を使う
予熱や圧力がかかるまでの時間は思っていたよりも長く必要になります。
急ぎのときには、水の代わりに熱湯を使うと時間短縮になります。
食材は冷蔵、冷凍のまま入れることもできますが、時間を短縮したければ、常温に戻しておいた方が早く作れます。
プレッシャーキングプロでたこのやわらか煮
短時間で味が染み込んだやわらかいたこになり、簡単でした。
たこ400gとしょうが、酒、水、砂糖、しょうゆ、みりんをいれて圧力15分。圧がかかるまで10分、圧力調理15分、圧が抜けるまで10分で、合計35分。
家族4人分できて、ちょっと余ったものは、お弁当のおかずに♪
冷蔵庫に常備しておいても便利なおかずですね。
プレッシャーキングプロでゆで鶏
鶏むね肉1枚を水、長ネギ、にんにく、しょうが、鶏がらスープの素で加圧して作りました。
圧がかかるまで15分、圧力調理3分、圧が抜けるまで10分で、合計28分。
茹で汁も料理に使えて一石二鳥なレシピ。
ゆで鶏とそのスープを使った『ピリ辛ねぎソース』は柔らかくて家族にも好評。彩り野菜とピリ辛ソースで美味しかったです。
プレッシャーキングプロで蒸し料理
プレッシャーキングプロは、別販売の『蒸しプレート』を使えば蒸し料理も簡単です。
水を入れて、蒸しプレートの上にじゃがいもを並べただけ。
圧力がかかるまでに10分、圧力調理4分、圧が抜けるまで10分で24分でした。
電子レンジでラップに包んでチンすると1つ3分ほどで柔らかくなりますよね。3分×5個=15分と考えるとレンジ使ったほうがいいのでは・・・とも思いますが、味はだんぜん、蒸したほうがほくほくでおいしかったです。
1個ずつではなく、まとめて5つ、いったんセットしたら、横に付き添わなくてもいいのは便利です。
蒸し料理は、茹で野菜のように栄養が水に流れてしまわないので、ビタミンもたっぷりでヘルシー。忙しいけどもう一品!ってときには便利ですね。
炊飯モードの蒸気で2品同時調理!
炊飯モードでご飯類を炊き、その蒸気で上にのせた野菜を蒸すという二段同時調理ができます。エビピラフの上でさつまいもを蒸してみました。
レシピ本通りでは、炊飯には、圧力4分、さつまいもは圧力は8分と書かれていましたが、同時調理なので、どちらかに合わすしかなく4分でやってみましたが、さつまいももしっかり柔らかくなってほくほくでした。
昨日の残りご飯とプレッシャーキングプロで作ったエビピラフとさつまいもでカフェプレートができました。
プレッシャーキングプロで炊いたごはんは、高級な炊飯器で炊くのと同じぐらいふっくらおいしく炊けます。圧力鍋だからかな。炊飯器を買い換えようと考えている人にもおすすめです。
黒豆煮
お正月の定番黒豆煮。前日から水に漬けなくても洗ってすぐでOK。圧力がかかるまでに10分、圧力7分→そのまま1時間放置→味付け後、圧力2分で調理時間約1時間20分。
そばについている必要がないので、おせち料理をつくる間に、気づいたら横でできていたという簡単調理。味もふっくらとやわらかくじっくりことこと炊いた感じに仕上がります。
チーズリゾット
火加減が難しいリゾット。やりすぎると焦げちゃうし、火が足りないとべちゃべちゃになるし。プレッシャーキングプロなら、ちょうどいい頃合いで自動ストップ。
ふたを外して、具材と米を炒めてから、水を加えて加圧2分。
ふたを外して炊飯器の中で炒めるというのは、不思議な気分ですが、洗い物が少なくなり、結果的に後片付けでも時短できるすぐれもの。
もちろん味も本格的でした。お昼ごはんにいいですね。
プレッシャーキングプロで下ごしらえ→煮込み料理をしてみてわかったこと
プレッシャーキングプロは、1台6役。
圧力調理、炊飯、無水調理、蒸す、煮込む、温め直すがこれ1つでできるわけですが、
カレーなどの煮込み料理では、『フライパンを使わず、内鍋で炒めて、トマトの水分で(無水で)そのまま圧力をかけて煮込む』 がこれ一つで調理できます。
プレッシャーキングプロで、キーマカレーを作ってみました。動画で確認してみてください。圧力調整バルブから蒸気がほとんどでていない様子もよくわかります。
①生姜、にんにく肉、たまねぎ、人参を炒め(3分)
②さらに調味料とトマトを加えて圧力をかける(10分)
③ふたを外して煮詰めて仕上げる(6分)
( )内で表示した時間が、レシピ本に記載されていた時間ですが、
実際には、
①では、電気で炒めるには、火力が足りなさすぎて、肉の色がなかなか変わらず、10分以上はかかりました。
③は、6分と書いていますが、こちらは、『下ごしらえ・肉』機能で調理するのですが、下ごしらえの調理時間は最大3分。さらに調理する場合は、いったんキャンセルボタンを押し、再度、『下ごしらえ・肉』ボタンを押す必要があります。
ほったらかしで・・というわけにはいきませんね。
カレーなどの煮込み料理をつくるには、これ1つで、炒め→煮込みまではいけますが、その場合には、ある程度つきっきりでみていないといけないため、プレッシャーキングプロのよさはいかされないということ。
そして、カレーやシチューなどの汁物は内鍋の大きさから2人分しか作れないため、家族が多い家庭では、不向きだということがわかりました。
プレッシャーキングプロに向いている料理
- 少量のおかず作り(お弁当や夕食の1品、夏休みの昼食など)
- 普通に煮込むと時間がかかる料理(豚バラやスペアリブの煮込みなど)
- ヘルシーな蒸し料理
- エビピラフなどの炊飯
プレッシャーキングプロに向いてない料理
- 家族4人分のカレーやシチュー作り
プレッシャーキングプロではできない料理
- 圧力でふくらで破裂するような具材を使う料理(はんぺん等)
- 揚げ物
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