アイリスオーヤマのIHジャー炊飯器KRC-ID30は銘柄量り炊き炊飯器。お米の銘柄によって水分量を自動計算してくれます。
その使い方について詳しく紹介したいと思います。
多機能だけど、操作はシンプル
水分量を自動で量れるなんて便利だけど、ボタンがいっぱいで、結局操作が難しいんじゃない? と思っていました。でも実はとってもシンプル。
上の写真を見て下さい。
①左上のメニューボタンで、無洗米、白米(新米・省エネ・早炊き)炊き込み、おかゆ、玄米、煮込みの中から選択
②かたさボタンで、やわらか、標準、かための中から選択
③米銘柄ボタンで、こしひかり、あきたこまち、つや姫、ゆめぴりか、ひとめぼれ、ヒノヒカリの中から選択
この3つを選択するだけ。たまに炊き込みごはんを作る、おかゆを作るということはあるものの、基本は、白米。かたさの好みもお米の種類も毎日変えるものではないので、一度選択すれば、ほぼ毎日同じ設定でいけます。
量り炊きをしない時には、お米をいれて、水を入れて、炊飯ボタンを押すのみ。普通の炊飯器と同じですね。
炊飯器で水分量を量る方法
普通の炊飯器と違うところは、水の分量を自動で量ってくれるというところ。実際にどんな風に量るのかやってみましょう。
量り炊きをするにもメニュー、かたさ、米銘柄を選択するのは同じです。
フタをあけ
計量ボタンを押します。すると、液晶画面に0gと表示されます。
次に、洗う前のお米を内釜へ入れます。すると、乾いた状態でのお米の重さが表示されます(↑上の写真)
そこで、もう一度、計量ボタンを押すと・・・
水を○○cc入れて下さい と表示されます。これが、必要なお水の分量です。
その後、内釜ごと取り出して、お米を洗います。よく水を切って、再び炊飯器にセットします。
液晶画面では、○○cc入れると表示されています。水を入れるごとに、数字が減っていきます。適量な量に達すると
ピピーと音がなりOKと表示されます。
入れすぎると、計量ランプが点滅してブザーがなりますので、その場合には、表示どおりに水を減らして下さい。
水が正確に量れたので、炊飯ボタンをオン!
お米の銘柄や具の種類にもよりますが、約65分、早炊き48分で炊き上がります。この時間、やや時間がかかるなと思ったのですが、スイッチを入れるとすぐに炊飯が始まるのではなく、浸しの時間も込みでこの時間です。
私は普段、お米はまず、ザルとボウルをセットしたものに入れて、洗い、その後、ザルで水を切り、炊飯器の内釜へ入れるという流れで行っているため、一旦、米をそのまま内釜にいれて、それを取り出して、内釜でお米を洗うという方法に慣れるまでちょっと時間がかかりました。
一般の炊飯器同様に、1合ならココ、2合ならココという水位ラインもありますが、さらに正確に量れるというところがポイントです。
銘柄については、取扱説明書には40銘柄の選択表があり、それを6種類のどれかに選択するというシステムになっています。
例えば、きらら397はこしひかりと同じ といった具合です。
では、40銘柄以外のお米だったらどうなるのか?と思いますが、実際、我が家は竜王米というマイナーな滋賀県のお米を食べています。当然、銘柄選択表にはないのですが、あきたこまちで炊いてみましたが、おいしく炊けました。
もし、ちょっと違う・・と思うなら、順番に変えてみて好みの炊き具合になるものを探せばいいのかなと思います。
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