ホタテの貝殻からつくられたタブレットを置くだけでキッチンやお風呂場の排水口のぬめりが予防できるグッズ。
置いておくだけで、本当にぬるぬるしないのか、検証してみました。
ホタテの貝殻をつかったエコな商品
商品名は『ホタテプラスでバイオをサポート排水口に置くだけぬめり防止タブレットの会』。フェリシモで販売中です。排水口のバスケットに置いておくだけで、水に溶け出した有効成分の働きで、雑菌の繁殖をおさえ、ぬめりの発生を軽減します。
中に配合されているMK菌が増えることで雑菌に対して、充分な効果が発揮されます。
MK菌が増殖するまでの間は、ホタテ貝殻焼成カルシウムとグレープフルーツ種子抽出物が雑菌の繁殖を抑えます。最初水色だったタブレットがしばらくすると、白くなってきました。
MK菌は、ぬめりや汚れを分解しながら増えていき、さらには、雑菌の繁殖も抑えてくれるので、ぬめりにくい環境をつくってくれるというわけ。
ちなみに、ホタテの貝殻は、石灰でできていて、消臭、雑菌抑制など重曹のような働きをします。しかも貝殻は大量に破棄され、余っているため、資源の有効利用にもなります。
排水管がつまると、強い塩素系の洗剤でお掃除することになりますが、ホタテの貝殻とMK菌という自然なもので排水管もいためず、環境にもやさしくお掃除することができます。
特に排水管というのは、毎日目に見えるわけではないので、ついつい忘れがちになってしまいます。このタブレットなら入れておくだけでお掃除入らずで簡単。
手の届きにくい、掃除を忘れがちな排水口のお掃除が置いておくだけでいいという画期的なお掃除グッズです。
ぬめり防止効果の期間は?
タブレットは4人家族が流す排水量で約30日有効です。タブレットは時がたてばだんだん小さくなっていきますが、小さくなりすぎてしまうと効果は弱くなってしまうので、サイズではなく、日にちで判断して下さい。
排水口ぬめり防止タブレットの使用方法と置き場所
タブレットは、排水口のバスケットの三角コーナーなどゴミが貯まる所に置きます。設置する前に必ずバスケットや三角コーナーはキレイにしておきます。
排水口ぬめり防止タブレットをキッチンの排水口に置いてみた感想・クチコミ
説明書では、キッチンの排水口バスケットの中にタブレットを入れ、バスケットの上から、排水口ネットをかぶせるとかいてあります。
我が家のキッチン排水口バスケットは、ゴミがちょっとでもたまればその都度捨てれるようにとっても浅く、ネットをかぶせる仕様になっていません。
かぶせることはできるのかもしれませんが、浅いので、ゴミが少量しか入らず、頻繁にネットを捨てるとなったら、お金もかかってしまいます。
そこで、バスケットの下に直接タブレットを置いてみました。
すると、今度はタブレットと排水口の口がちょうど同じサイズで穴をふさいでしまい、水が流れません。バスケットの中に入れてしまうと、ゴミにまざって汚くなってしまい、ゴミを捨てるたびに、タブレットを取り出して汚れたタブレットを洗うとなると、毎日、ぬめり取りをしているのと変わらないぐらいの手間だと感じました。
実際には、タブレットをココへ入れておくだけで、排水口の口だけでなく、排水管の中までぬめりを防止してくれているので、いい仕事はしてくれているとは思うのですが、手間がかかることを思えば、あまり使い勝手のいいものだとは思いませんでした。
排水口ぬめり防止タブレットをお風呂の排水口に入れてみた感想クチコミ
一方、お風呂は良かったです。こちらは、排水口のバスケットに直接入れておくだけ。お風呂の排水口には、髪の毛しかたまらないため、お掃除のたび、髪の毛だけを取るのも大変ではありません。
タブレットを入れていても水は普通に流れますし、使い勝手はいいです。
ぬめりに関しても、結構効果が感じられました。最初に排水口をきれいにしてからタブレットをいれて2週間。
ふだんなら、バスケットをはずしたら、この中はぬめぬめ。黒いヘドロがついている時もありますが、やや水がにごっているものの、キレイ!
これならさっとシャワーをかけながら、ブラシでこするぐらいで簡単にお掃除でました。また見えないところの排水管も効果ありそうですよね。
気をつけなければいけないのは、BM菌は塩素で殺菌されてしまい、効果がなくなります。お風呂でカビキラーなどの塩素系漂白剤を使う場合には、タブレットはいったん取り出し、お掃除がおわってから元の場所に戻す必要があります。
それにさえ気をつければ、お風呂は継続して使いたいなと思う商品でした。