2015年10月5日放送のNHKあさイチ “あさイチスーパー主婦EX 片づけ特別編 お困り主婦サミット”の内容をシェアしたいと思います。
これまで何度も放送されたあさイチのスーパー主婦シリーズですが、よくツイッターなどで見かける意見が、“あんな風にはなれない”“そのときだけでしょ”“かたづけてもきっとリバウンドすると思う”という意見。
これまであさイチのスーパー主婦シリーズにでてきた、家が片づけられなかった主婦たちが、スーパー主婦たちのアイデアによって片づけの方法をおしえてもらい、今、どうなっているのかが紹介されていました。
何が意識をかえたのか、今問題となっていることは何か、新しい収納技などが紹介されていましたよ。
これまで40年以上も片づけが苦手という主婦たちが、これはやってみてよかったというお墨付きの本当に役立つワザが3つ
片づけ極意1:枠をつくってこれ以上増やさない
レジ袋など無限にためないで、枠をきめることが大事。枠がきめてそれ以上は捨てる、買わないことで、片付く。
考えなくてもものがあふれてこまるということがなくなる。
枠にすると便利なのがこちら
紙袋の枠
紙袋の高さを内側へおるだけで仕切りをつくる。箱がひろがるので、いれるときも広がり入れやすい。紙袋の柔軟さ
選んだりとりだしたりしやすい。
下のタオル収納の動画の中で紙袋の枠の作り方も紹介しています。
ティッシュケースの枠
ティッシュの出し口から4すみに向かってハサミで切り込みをいれて、内側に折り曲げるだけ。
浅いので、こどもの靴下など取り出しやすい。
とりだしやすいと服は子供が自分で選んで服を着るようになる。こどもが自分の服を自分で取りだすと引き出しの中がぐちゃぐちゃになるけど、中をしきっておくことでくずれないし、洗濯ものを入れるなどのお手伝いもさせやすく、こどもが自分で管理できるようになる。
こどもの服でも靴下やパンツなど1種類につき5点までにして、多くは買わないことでより整理しやすくなる。
ハンガーの量を決める
枠を決めるのは箱だけではなくハンガーでもOK。大人の服はハンガーの数をきめてこれ以上ふやさないようにすると整理しやすい。
自分のお気に入りのあえてちょっと高いハンガーを買うのがいい。
枠ということにとらわれず、数の上限を決めることで、整理しやすくなる
片づけ極意2:だわへし
だす
わける
へらす
しまう
という片づけの基本がだわへし
出してわけている間にこどもが別のスペースでだーとものをだしていたり、わけているものをさわられるとといやになる。という悩みに対して、バックを片付けるとか小さなスペースからちょっとずつやる、プチだわへしを紹介していました。
だわへしの“へ”、つまり“減らす”ことが苦手という人が多いので、さらにそれを細分化。
使わないものは、過去(思い出や愛着)と未来(この先必ず使うもの)に分ける
過去のものは思い出箱へ。思い出箱に残しておくうちに気が済んだり、それほど執着がわかなくなった。。という場合は、捨てる。そのものではなく、写真にとって残す方法もある。
一方、この先未来に使うというものは→ストック箱へ。
どこにあるかわかるように取り出しやすいようにしておく。 ストック箱にずっと残っていていらなくなったものはその場で捨てる
ストック箱にしても思い出箱にしても枠をきめることでモノであふれないようにする
片づけ極意3:突っ張り棒の縦づかい
だわへしもできなかった・・・という主婦でもこれはできたというのが、突っ張り棒の縦使い。突っ張り棒は横に使うことが多いですが、押し入れなどにたてに突っ張り棒をたて、マットレスなどを縦収納に。
ふとんやマットレスが倒れてこなくて、押し入れを枠で整理できて便利。
また横に使う場合に、突っ張り棒がすぐ落ちるという人は正しい使い方ができていないのかも。
中にいれて回してひろけていくという使い方はまちがい。
正しいやり方は、そこに入れたい長さを調整し、いったん外にだしそれより1~2センチほど長くしてから中にはめる。
バネがあるので押し込んで挟むと落ちない
家族の言い分
片づけを張り切ってやると、空回りして、家族から反論を受けることが多くなります。
必要なものが必要なものだけあればいいと自分は思うが家族(夫)がそうはおもっておらず、家にものが増えていくという悩み。に対しては、
自分のものは自分の枠をつくり、自分の責任の上管理する。というルールをきめ、枠や量などは、家族全員できめたほうがいい。
あなたの枠はここだから、などと勝手に決めない。今使うものは、家族が年齢をかさねるうちにかわってくるので、枠の量は融通がきくようにしておく。
お互いの気持ちのゆとりがほしい。
新しい技1: タオルが取り出しやすい収納技
タオルを紙袋の口を内側におりたたんだ枠に、くるくる差し込むように収納するとさっと選べてさっと取り出せる。
4等分して端からくるくる巻く。最後の布を横からみるとのの字にみえるようにひっかけるようにしてたたむと、ひっかからずに出し入れしやすくなる。
子供が自分でできるおもちゃ収納技
こどもが自分できめた片づけ方を収納棚に写真ではって、写真と同じようにしまわせる。よく、子育て支援センターなどにここに片づけてくださいと同じイラストがかかれていることがありますが、あれを家でもするということですね。
片づけでも遊びの一環になり、楽しんで片づけるようです。
以上、スーパー主婦の片づけ技でした。