新潟燕市で作られた水切りカゴを購入しました。
見た目はとってもシンプル。さらに使いやすい、有元葉子デザインのla base ラバーゼ の ステンレスNEW水切りかごです。
デザインやお手入れ方法、お皿が自立しやすいといった特徴、サイズ選び、使ってみた感想をレビューします。
安定感のあるデザイン
まずは今まで使っていたものと、ビフォーアフターでご覧いただきましょう
以前使っていたものは、線が細く、とっても軽いのです。
軽いと大きいお皿をのせたとき、グラグラして、バランスが悪く、ひっくり返ったりすることがあったのですが、今回のステンレス製の水切りカゴは、カゴ自体がしっかりしているので、多少重いお皿を置いてもどっしりと安定しています。
お手入れ簡単な燕三条製の水切りカゴ
以前の水切りカゴ。白い塗装が施してあり、買った当初はキッチンが明るくなりかわいいイメージでした。
使っていく内に塗装がどんどんハゲてきて、剥げたところからサビが発生し、洗ってもきれいになることはなくなりました。
こちらはその前に使ってたステンレスの食器カゴですが、底面がクロスしている、交わっている溶接部分に汚れやカビが発生し、そこを歯ブラシでゴシゴシこするお手入れをしていました。
今回購入した水きりカゴは、底面は、平行な線のみ。無駄を省いたシンプル構造でクロス(溶接部分)がないからお手入れしやすいのが一番の特徴です。
お手入れ方法は、中性洗剤で軽く洗うだけでok。できれば、夜、使い終えた後、タオルで水滴をふいておくと汚れはつきにくいです。
お皿がシャンと立つ燕三条製の水切りカゴ
初めは、横のラインだけで、お皿は立つの?と疑問でした。
実際お皿を並べてみたら、横線だけの方が、しっかりお皿が突き刺さり、安定して並べることができます。
一枚一枚お皿がシャンと立つのが魅力です。
厚みが薄いお皿じゃないと立たないのでは?と色々なお皿で試してみました。
こちらは、滋賀県信楽焼のやや厚めのお皿。全部が入らなくても一箇所ラインに当たれば固定されます。
小鉢のようなものでも、一つ置きに並べることで立ちました。
縁だけがちょっと浮き上がっているお皿も試してみましたが、問題なし。
底面がクロスになっている水切りカゴが立体の皿立てがなければうまく立たせることができません。立体の皿立ては、幅が広いと枚数を立てれませんし、平らに置きたい茶碗置き場がせまくなってしまうので、これは本当に考えられた設計ですね!
燕三条製の水切りカゴのサイズ
ラバーゼ la base ステンレスニュー水切りかごのサイズは2種類 大と小があります。
大のサイズ
- サイズ・・・約幅452mm×奥行312mm×高さ140mm
- 重量・・・約1530g
小のサイズ
- サイズ:約350mm×236mm×140mm
- 本体重量:約1120g
水切りカゴのサイズ選びは、自宅のキッチンの置き場をきちんと測ってから購入するのが一番です。
我が家の場合は、大だとやや大きめ、小だと小さすぎでした。
若干水切り板の上に乗ってない部分もあるのですが、大は小を兼ねると重い、大を購入。
はみ出ていたといしても安定しているので大を購入して正解でした。
全面フラットで、たくさん入りますよ~。
ちなみに、こちらは、お箸立てのようなものがついてないので、コップ等で代用していますが、
フラットになっているため、カゴに直に置いてもお箸等を並べられます。包丁も危なくなく置けて満足♪
日本製でていねいな作りの水切りカゴ
この水切りカゴは、新潟県燕市で作られたもの。燕市は金属加工産業が盛んですが、始まりは江戸時代初頭のこと。
信濃川の洪水に苦しむ農家の副業として和釘づくりから始まりました。
その技術は、スプーン製造やキッチン用品へと発展していきます。
la base(ラバーゼ)とはイタリア語で、基本、という意味です。
ラバーゼは『メイドインジャパン、上質、基本の料理道具』がコンセプトのキッチンウェアブランドです。
特に日本製だな~、丁寧だな~と思うのは、金属の切断面までも、手が触れても傷つかないように丸く削られているところ。
金属部分は細すぎず、しっかりしていて、どうしてもごちゃつきやすい水回りでありますが、すっきりとインテリアの一つのように溶け込みます。
無機質なキッチン用品でありながら、持った感じはどこかやさしいぬくもりのある製品なんですね。
燕三条製の水切りカゴを使ってみた感想
使いやすさ、美しさ、耐久性、手入れのしやすさの全てを兼ね備えた水切りカゴに初めて出会いました。
使う人の立場に立って考え抜かれた商品なので、キッチンに立つたびに、使いやすい♪ と感じられてテンションがあがり食器洗いがはかどりますよ~。
私にとってもキッチンは基地のような場所。居心地のよいグッズが増えていい気分です。
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