先日、真綿のこたつ布団をコインランドリーで洗いましたが、その時に、“羽毛布団も洗えます”と書いてあるのをみて、羽毛布団を洗ってみました。
我が家の羽毛布団 洗ったことがありません。というのも、購入するときお店の人に、“羽毛布団は洗うと羽毛がいたむので洗う必要はありません。たまに干すだけでいいけど、干すのも表裏1時間ずつ、それ以上干すとまた羽毛がいたみます”といわれたから。
友達が自宅で羽毛布団を洗っているというのを聞いて、洗えるのか調べてみました。
たしかに洗えるようです。ただし、自宅の洗濯機では中に空気が入ってしまい、浮いてきてうまく洗えなかったり、生地がはさまるとやぶれることもあるそうで、コインランドリーの布団専用洗濯機か前扉式の洗濯機で洗うといいとのことでした。
キルティング加工されているものなら洗える
布団を洗濯機で洗うと中の綿や羽が偏ってしまいます。なので羊毛布団や真綿ぶとんなどキルティング加工してない布団は洗濯機で洗わない方がいいそうですが、羽毛布団はキルティング加工してあるので、比較的偏らず、コインランドリ―でも上手に洗えるようです。
キルティング加工とはこのようにミシン目が入って区切られているという状態。羽毛布団もこうなっていますね。
羽毛布団をコインランドリーで洗うコツ
真綿のときは真綿専用の洗濯機で洗ったのですが、今回はコインランドリーの普通の洗濯機で洗いました。
サイズは22キロ。羽毛布団が2枚入って、1200円。一枚600円で洗えます。クリーニングやさんで洗ってもらうと4,000円~6,000円ぐらいなので格安ですね。22キロの洗濯機でも2枚入れるとキュウキュウ。回るかな?と思ったけど、なんとか回って30分で洗濯完了。
時間も早い!とりだしてみると、あんなにキュウキュウだった布団がぺっちゃんこに。今まらもう一枚入るな・・・って感じでした。
乾燥はコインランドリーの乾燥機を使うより天日干しのほうがいいようです。
とりだしてみた布団はやっぱりキルティングの中で、羽がかたよっています。竿にかけると羽が縫目周辺に集まってしまいます。
中に空気をいれ、もみほぐすようにパンパン広げます。一度では広がらないので、何度が見に来ては同じことをくりかえします。
表が乾いてきたらうらむけて・・上下もひっくりかえします。
羽毛ぶとんは生乾きだと臭くなるそうなので、しっかり乾かします。コインランドリーで洗濯するときには、お天気が続く日、自分にも時間的に余裕がある日を選んでください。
48時間以内に乾かすのが望ましいと書いてあったので、2日間かけて乾かしました。
ぺちゃんこだった羽毛ぶとんがふっくら元通り。ふとんのダニとり対策は一番は布団の丸洗いが効果があるとのことだったので、なんだかすっきり~。
ずっと洗ってなかったので、においも気になっていましたがすっかりにおいもとれました。
羽毛布団の寿命
羽毛ふとんは10年以上持つそうです。羽毛のいたみにもよりますが10~15年。我が家の布団も10年なので、そろそろ買い替え時期かなと思っていましたが、自宅で洗えてすっきり。
やはり羽ぶとんというのは、できれば洗わないがいいそうです。そして、洗濯表示にもできるだけ洗わないでください。もし洗うときには、クリーニング店にお出しくださいと書いてありました。
クリーニング店に家族分だすと結構出費がかさみます。我が家は買い替え時期ということもあって、自己責任でやってみましたが、やってみたらいい感じ。
高級品羽毛ぶとんなら、クリーニング店にだすほうが無難だと思いますが、え~いやってみようという人はぜひためしてみてください。
丸洗いはやっぱり気持ちいい。おふとんがふかふかになりました
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