粉ふるいがこわれました。私のお菓子作りの道具の大半は、母からゆずり受けたもので、粉ふるいもそうでした。
なので、粉ふるいの寿命なんと30年以上。泡だて器もそうでした、途中使っていなかったという時間があるというものの、長持ちしますね。
その話をしたら、父が“その時代のものやったからや”と言っていました。
つまり、今市場にでまわっているものはほとんどが中国製。中国製が全てではないと思いますが、今、買ったものはそう長くはもたないそうです。というかもちませんよね。百均で買ったものはやっぱり100均だなって思います。
そこで、粉ふるいを買うことにしたのですが、それなら日本製を買ってみようということになりました。
日本製の粉ふるいを購入
買ったのは、クックベッセル株式会社という会社がつくっているホームシフタ-S-1.
なんとも古い写真が載った帯がついていました。これ・・・我が家にあったものとまったく同じじゃない?クックベッセルかどうかはわからないけど、この古い写真昭和を感じさせます。見た目はもっていたものとまったく同じでした。
中に網が2枚はいって、取っ手をひくとカシャンカシャンと中で網がまわります。
お菓子づくりをしていると、“粉を2度ふるってから・・”と書いてあるときがありますが、これなら、一度で、2度ふるうほどの細かさになります。
しかも軽い。←ココ重要
裏から見た感じ。網が2重になっています。
粉ふるいのお手入れ方法
この網が2重になったところに、以前は粉がだまになってはいってしまったので、水で洗ってとっていましたが、いまさらながら、粉ふるいのお手入れについてしらべてみたら、粉ふるいは洗っちゃいけないそうです。
粉を尾として、ふきんではたいて、ビニール袋にいれておくだけでよいそうです。
たしか、母にもそうきいいて、はじめはそうしていたんだけれど・・・。いつのまにか、ココアをいれたり、他のものをいれたりするとまざってしまうんじゃないかって勝手にあらったりしてました。だからこわれてしまったのかな。
ココアを使う場合などは、その時だけザルを使えば良いそうです。
頻繁に使うなら、ココア用を別に買う。私はザルを使おうかな。
なかなかよい使い勝手の粉ふるい
はじめてつかってみたけど、粉をふるったら滝のようにおちてくる。早いです。
メーカーによってはおそくてイライラするようなものもあるみたい。あと、飛び散るものとか、最後までふるえず中に残ってしまうものとかもあるみたいですが、お菓子作りは正確な材料が命だから、そういうのはダメですよね。
これは最後までふるえたし、飛び散ることもなくあっという間にふるえます。網が2重になっているので、1度でこまかくなるのも時短です。
値段は富澤商店で購入して2000円弱ぐらいだったと思います。日本製にこだわったので、実際に見て買った方がわかりやすいかなと思いましたが、ネットだとこれがかなりお安くなっていました。
サイズもいろいろありますが、私はS-2を購入。
普通にパンを作ったり、お菓子を作ったりするにはちょうどのサイズでした。
2000円で30年もつんなら安いお買い物ですよね。
関チョーサーのはさみもかなりよかったし、やっぱりメイドインジャパンいいです!