2014年４月30日のあさイチ圧力鍋活用術で、圧力鍋活用術が紹介されていました。
私もふだんから圧力鍋は活用しているのですが、より上手な活用法、参考になりました。
圧力鍋をもっていてもいまいち使いこなせていない、という人も多いのでは？圧力鍋は、料理が時短にできて、光熱費も節約できるキッチン便利グッズです。
圧力鍋のお悩みといえば、煮崩れしてしまう、野菜がかたちがなくなってしまう・・というもの。まずは煮崩れしない煮物の方法から・・・
煮崩れしやすいかぼちゃの煮物を圧力鍋で上手に作る方法
かぼちゃを圧力鍋でつくるとあとかたもなく、形がなくなってしまったことないでしょうか。私はあります。この方法ならバッチリです。
①切る大きさ 大きめに切る
②面取りはしなくてもいい
③水、酒、うすくちしょうゆ、みりん、砂糖、ごま油などの調味料をいれる
水の量を通常の半分ぐらいで、かぼちゃにかぶらなくてもいい。圧力鍋だと密封されて、野菜からでた水分＋水が蒸発しにくいので水は少なめで。
③強火→弱火3分加圧
水が少なめだと煮汁が滞留しないので、食材どおしがぶつからない
④その後、急速冷却することで、煮崩れさせない
圧力鍋は、圧力をかけて調理するのではなく、温度を上昇させて時短調理を可能にしています。
煮崩れしてしまうのは、中がせまいので、火をとめても中の温度が下がらず火がとおりすぎてしまうのが原因なので、急冷するのがポイント。
急冷にむいている料理はこちら
ポトフ、サバのみそ煮 ロールキャベツ 切干大根、ひじき
急冷
水分量を少なくする
急冷するときには、鍋のフタのすきまから、水がはいってしまうので、ふきんをかけて水をかけるお鍋もあります。
説明書をよんで確認してください
枝元なほみ風 角煮のおいしい煮方
脂身はいいけれど、赤身の部分がパサパサになる豚の角煮。パサパサにならない方法が紹介されていました。
①ブタのバラ肉は下茹で加圧する
ブタバラ、しょうが、長ねぎ、米をいれ、強火で沸騰したら、灰汁をすくう。
フタをして圧力→ 弱火15分加圧
②放置して予熱調理
③煮汁をとりだし、食べやすい大きさにカット。
酒、砂糖、醤油、ゆで汁をいれて鍋に戻す。ココで二度目の加圧をする人も多いと思いますが、赤身がぱさつかないようにするには、この後は加圧しないのがポイント。
④落としぶたをしてコトコト弱火で30分煮る
煮汁を２～３分につめたものをお肉にかけて出来上がり。
角煮をぱさつかせないポイント
調味料をいれたら加圧しない
コラーゲンが分解されてしまい、パサパサになります。
１度加熱の場合は、ジューシーに仕上り、２度加圧の場合は、コラーゲンむっちりした角煮に。
お好みで使い分けてください。
圧力鍋で激うまなめらかなプリンの作り方
①たまご、牛乳、砂糖、バニラオイルをいれて、濾し、容器にいれる。
②スの原因になるので一つ一つの容器にアルミホイルでふたをする。
③蓋をして火にかけ圧力がかかったらすぐ、火をとめる
圧力鍋でなめらかプリンをつくるポイント一瞬だけ圧力をかける 予熱だけで10分放置
茶碗蒸しでも同じやり方で、他にも野菜のさっと蒸しなどカップ３分の２ほど入れて沸騰したあと、キャベツやもやしを蒸すと
予熱だけでおいしい蒸し調理ができる。
圧力鍋でつくる簡単炊き込みごはん
炊き込みごはんは炊飯器でつくるより、圧力鍋で作った方が、お米一粒一粒に味がしっかり入る
お米がもちもちして味がしっかりするのがポイント。
粘りが３割、粘りに調味料が付着、口の中にとどまっている時間がながく、しっかりした味に感じるそう。しかもお米を浸水させなくてもいいので時短につくれる。
弱火３分→火をとめて15分放置（蒸らす）
米を研いでから70分かかるところ20分でできて時短！
圧力鍋の場合は水の分子運動がはげしくすみやかに水が入っていくので、浸水しなくてもいい。
圧力鍋を安全につかいこなすためのポイント
圧力鍋は入れすぎない 基本は2/3以下、豆は1/3以下に
トロミのあるものは、具だけを先に加圧後からルーをいれる
重曹では洗わない
カレーやシチューなどとろみのあるものは、吹き出し口をつまらす原因になるので、ルーは後からいれて、ルーを入れてからは加圧しない。
重曹も吹き出し口に入ってしまうとつまらす原因になるので、重曹では洗わない方にしましょう。
私が持っているのはフィスラーの圧力鍋。しっかり圧力がかかっておいしく調理できます。
私が持っている圧力鍋はこちら
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