一度に最大4品、ほったらかし調理ができる、自動調理鍋 “ツインシェフ”で料理を作ってみました。
ツインシェフを使う時の調理のコツ、ツインシェフを使った料理とレシピ、ツインシェフが得意な料理 を紹介します。
ツインシェフを使う時の調理のコツ
ツインシェフの基本の使い方についてはこちら ⇒ ツインシェフの使い方
さらにうまく使いこなすには、こんなコツがあります。
食材の大きさを考える
ツインシェフは、具材を最初に入れます。火の通りやすいもの、形を残したいものは大きめに、火の通りにくいものは、小さめに切って置くと、熱の入り方がそろいます。
煮物はかたいものから入れる
お鍋には、最初に全ての材料をいれるレシピが多いです。途中でかき混ぜないほったらかし調理が多いので、入れる順番は、硬いものから。
ふたは途中で開けてもいい
「途中でかき混ぜないほったらかし調理」と書きましたが、圧力鍋ではないので、途中で開けて、かき混ぜても問題ありません。長時間煮込む料理で、途中何度か見れるなら、開けてかき混ぜた方がむらがありません。
急ぐときにはお湯を使う
煮込みやスープは調理開始前に予熱があります。予熱に最大で50分かかってしまうので、急ぐ時には最初からお湯を入れます。
ツインシェフを使った料理とレシピ
ツインシェフを使って実際に料理をつくってみました。動画も合わせてご覧ください。
ツインシェフで豚の角煮
豚バラ+豚肩ロース塊肉約500g、ネギ(長ネギの上の部分)、生姜、大根10cm分半月切り・酒大さじ6、みりん大さじ6、しょうゆ大さじ4、砂糖大さじ4、水200cc、をいれて「煮込み・1時間半」設定。
1時間半も鍋で煮込むと途中でふきこぼれないか、火を消すのを忘れないか、火事が心配になりますが、ツインシェフならふきこぼれもなくほったらかしでも安心です。
ツインシェフで鶏のスープと手羽中の甘辛煮同時調理レシピ
鶏の手羽中約20本、ねぎ、しょうが、水500ccを「煮込み・40分」煮込む。手羽中とスープに分け、
①の鍋に醤油・みりん各50ml、はちみつ大さじ1「煮込み・20分」予熱が終わった時点で開けて、手羽中を入れ、かき回す。
②手羽中を煮たスープ、お好みの野菜、塩、こしょう、鶏ガラスープ少々「スープ・30分」
鶏を煮たスープもおいしく食べれて一石二鳥レシピ。ガスコンロが混雑していて使えない時などツインシェフ一つで2品作れて便利なレシピです。
ツインシェフでパエリアとキャベツのスープ同時調理レシピ
下ごしらえ
フライパンに、にんにく1片、玉ねぎ半分、を大さじ1の油で炒め、あさり12個、 シーフードミックス150gを入れ、ワイン50ccで蒸す。
蒸したものは、具材とスープに分けておく
①の鍋に
米2合、下ごしらえの具、ピーマン1/2、赤パプリカ1/4、固形スープの素2個、水と魚介のスープ足して360cc(サフランも)を入れて
「炊き込み」
炊けてからお好みで塩こしょう
②の鍋に
キャベツ130g、玉ねぎ1/4、固形スープの素1個、水500ccを入れて
「スープ」で10分
完成してからお好みで塩こしょう
パエリアをセットしてからスープを作り始めてください。ほぼ同時に出来上がります。魚介からいいだしがでて、ツインシェフって本物のシェフ? って間違えるほどおいしい。
ツインシェフでサバ・バター炊き込みごはんと豚汁同時調理レシピ
①の鍋に、
米2合・サバの水煮缶1缶・バター20g・だし汁400cc(缶詰の水分+砂糖小さじ1+味噌15g+3倍濃縮の麺つゆ+水)を入れて
「炊き込み」
炊けてから、しょうがの千切りを入れ混ぜる
②の鍋に、
豚肉150g・ごぼう1/2本・人参1/2本・大根5cm分・こんにゃく1/4枚・ちくわ2本・さつまいも1/2本・水900ccを入れて
「スープ」で「30分」
完成してから味噌を入れる。
炊き込みごはんは、だれウマ学生筋肉男飯さんのサバター飯をアレンジさせていただきました。サバター飯はサバの味噌煮缶を入れるみたいだけど、ふだん、水煮缶しか買わないので。
ごはんにバターをいれるとコクがでて、子どもがおかわりしてたくさん食べてくれました。ほったらかしで作れるので、お昼ごはんに便利ですよ~。
ツインシェフで作るエビピラフと飴色玉ねぎスープ同時調理レシピ
①の鍋に、
米2合、玉ねぎ 1/2個、人参1/2本、パプリカ1/2個、冷凍エビ110g、コーン30g、固形スープの素1個、塩小さじ1/2、水360cc
「炊き込み」※時間はこちらで設定できなくおまかせ
炊けてから、バター20gと顆粒コンソメ小さじ1/2を加えて混ぜ、少し蒸らしたら完成。
スープの下ごしらえ
玉ねぎ1+1/2個を繊維に直角に薄切りして、ラップをかけた耐熱容器に入れてレンジで5分、その後、フライパンに20gのバターを入れて飴色になるまで炒める(約10分)
②の鍋に、
水600cc、飴色まで炒めた玉ねぎ、固形スープの素1個を入れて
「スープ」で「10分」
「スープ」は予熱に30分ぐらい時間がかかります。動画どおり、エビピラフをセッティングしてから、スープを作り始めると、エビピラフが約40分で炊きあがるので、同時に仕上がります。
エビピラフを作ってみて、思ったことは、お米は4合まで炊けますが、炊き込みごはんは、具材をいっぱいいれると2合が限界! ということ。
エビピラフは、3合作ったら、間違いなく、かき混ぜられないと思います(笑)。
ツインシェフで親子丼レシピ
1つの鍋で米を炊いておく
もう一つの鍋で、
だし汁(水100ml+醤油、酒、みりん各大さじ1+砂糖大さじ1/2)、鶏もも肉(細かくカット)100g、たまねぎ1/4個分(スライス)をいれて「煮込みで約10分」
予熱が終わり、調理が始まったら蓋を開けて中をみてみる、鶏に火が通っていたら、とき卵1個を入れ、軽くかき混ぜる、2分後完成。
ごはん(1~2合なら40分ほどかかる)を先に炊いておき、残り10分ぐらいから具を作り始めても充分間に合います。むしろ、あまりに早くつくっちゃうと卵がかたまりすぎちゃうかも。
1つの鍋で4合まで炊けるので、大家族のお昼ごはんツインシェフがあれば、簡単に作れますね。
ツインシェフで春メニュー 豆ごはんと若竹汁の同時調理レシピ
①の鍋に、
米2合、2合分の水(水位線まで)、うすいえんどう80g、塩小さじ1/3、酒大さじ1/2
を入れて、「炊き込み」
②の鍋に
水600cc、酒大さじ1 、しょうゆ大さじ1、ほんだし小さじ1、塩小さじ1/2を入れて、「スープ」で「10分」
もうすぐ完成って時に、わかめ30gを入れ、1~2分煮込んだら完成。
豆ごはん2合は約40分でできるので、豆ごはんからセットしてください。若竹汁は、30分ほどで予熱が完了するので、ほぼ同時に完成します。
ツインシェフが得意な料理
- 長く煮込む料理
- 同時調理
ツインシェフは炊飯、玄米、炊き込み、雑炊、おかゆとごはんのメニューが5つ。おかずが作れるメニューは、煮込みとスープとなっています。
中でもほったらかしで長く調理できる「煮込み」がお役だちですね。
例えば、
豚の角煮、ビーフシチュー、カレー、すじ肉の下ごしらえ、鶏肉のトマト煮込み、ロールキャベツ、ポトフ、おでん
など。
また、ツインシェフならではの楽しみは、やはり同時調理ができること。動画でやっていますが、2つのフタを同時に開ける時の楽しみったらないです。
ごはん×かける系
カレーライス、ハヤシライス、ビーフストロガノフ、親子丼、他人丼、すきやき丼、豚丼、木の葉丼、タコライス、中華丼、麻婆豆腐丼
ごはん×スープ系
スープカレーとサフランライス、海老ピラフとミネストローネ、チャーハン×ワカメスープ、豚汁とかやくご飯
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