バルミューダトースターでは、トーストを上手に焼く、トーストモードの他、チーズトーストモード、フランスパンモード、クロワッサンモード、クラシックモードがあります。
市販のトースターでは、一定の熱を加えて焼き上げるものがほとんどですが、同じパンをやくにもトーストと買ってきたクロワッサンをあっためるのでは必要な温度帯がちがうはず。
バルミューダのトーストのこの5つのモードは、トーストならトーストにフランスパンならフランスパンにとそれぞれのパンで最高のおいしさをひきだすための専用モードになっています。
市販のトースターではトーストを焼くということを標準につくられているので、クロワッサンやバターロールなど油脂の多いパンを焼くと上が焦げしまいます。
バルミューダトースターはそれぞれのパンのモードで、買ってきたパンを焼きたてパンに再現します。
クロワッサンモード
バルミューダのトースターを買ってよかった~と思うのは、クロワッサンを食べたとき。クロワッサンはお店で焼きたてのときにはサクサクですが、しばらくたったものは、水分を含んでややしっとりとしてしまいます。
トーストのように焦げ目つけてパリっとさせる必要のないクロワッサンは、あっためるだけなら60℃前後の温度で十分。
クロワッサンモードで焼くと、やわらさとバターの風味がよみがえって、部屋中にバターの香りが広がります。まるでクロワッサンを今、やいたみたい。とにかくバターの風味がすごいんです。これはいままでのトースターにはなかった風味。
買ってきたパンを家でふたたびあたためる、“リベイク”ができるトースターはやっぱり買ってよかった~。
クロワッサンモードは、買ってきた菓子パン、家で作ったパンをふたたびあっためるのに使えます。
また、前の日の残りの揚げ物をサクっとさせたいときにも使えます。揚げ物はレンジにかけるとべちゃっとしますが、トースターにかけると中身はまだあったまらないのに、外側だけ焦げることがありますがだと、揚げたてのクロワッサンモードだと中はジューシー外はさくさくの揚げたてのように仕上がります。
パン・オ・ショコラ、スコーン、アップルパイ、ドーナツ、クリームパン、メロンパン、ウィンナーロール、カレーパン、シナモンロールなどバターなどの油脂が多いパンや砂糖たっぷりで普通のトースターでやくと焦げちゃうような菓子パンを焼きたてのほかほかパンにしてくれます。
メロンパンのカリカリが好きな人は感動すると思います。私は感動しました。
フランスパンモード
私はパン教室に通っていますが、フランスパンは作ったことがありませんし、先生からもフランスパンは、家庭のオーブンではまず作れないと言われています。
フランスパンをやくには、かなりの安定した高温のオーブンが必要なんだって。
なので、フランスパンだけは自分がつくった焼きたてほやほや・・というのは味わったことがありません。
買ってきたフランスパンを一般的なトースターで焼くと、トーストのように外がカリカリにやけて長くやると焦げるだけ。
トーストにはなっても、焼きたてフランスパンの風味にはなりませんよね。でもバルミューダトーストならフランスパンもカリッカリでもトーストのようではない、焼きたてパンのような風味にリベイクしてくれます。
フランスパンの焼きたてが家で食べれるなんて感動♪
動画でパリパリ具合の音をきいてくださいね。
フランスパンモードは、ハードパンの他、テーブルロールやコッペパンなどの白いパンをあたためるための調理モードです。焦げずにふっくら、外はパリパリ。ハードパンをあっためなおすには、フランスパンモードを使います。
チーズトーストモード
チーズトーストとトーストでも微妙なちがいがあります。上にチーズをのせることで、上のチーズを溶かして焦げ目をつけようとおもったら、長く焼く必要があります。
しかしそれでは、チーズが表面にのってない下面が必要以上に焼けてしまいます。
バルミューダのチーズトーストモードでは上下のヒーター菅の点灯を調節することで、上を重点的に焼いて下を焦げにくいように温度制御しているので、ちょうどの焼き加減に仕上がります。
チーズトーストモードでは上に電気がついたり、消えたりするのがよくわかります。
ほんのちょっとのことですが、こんな気づかいがうれしいと感じるモードです。
クラシックモード
クラシックモードというのは、普通のトースターにもある機能。w(ワット)表示通りに加熱します。
300w、600w、1300wが選択できます。
このモードでよく使うのは、グラタン、そしておもち。
1300wを指定して時間を設定するだけでグラタン調理ができます。
我が家ではパンやケーキを焼くにはガスコンロ下のビルトインタイプのガスオーブンをつかっています。パンを作るには、余熱が早くて、安定した高温を保てるガスオーブンが最高とおもってつかっていますが、庫内が広すぎるのがデメリット。
パンを焼くときにはいいのですが、チーズの焦げ目をつけるだけのグラタンを調理するには、広いために時間がかかりすぎちゃう。
トースターなら狭い上、十分な熱量であっという間に調理が完了するのがうれしい。
ちなみにグラタンをやくときにスチームは不要です。
トースターは狭いといいましたが、市販の食パンが2枚並べてはいるサイズ。
以前もっていたトースターより外側は大きいのに、庫内の高さが低く、中もせまいです。縦の長さは約19センチですが、手前の1㎝は上に上がっているので、お皿などを平らにおけるのは18㎝のところまで。
横幅は約27㎝。グラタン皿のことを考えるともう少し広めにつくってくれてもいいのだけれど・・と思いましたが、窓がせまめなのも、熱を外に逃がさないためだとか。
外側が厚めにできているのは、早くあったまり温度を制御されるためでもありそうです。
クラシックモードで我が家がもう一つよく使うのは、おもち。
ちなみにバルミューダトースターには、おもち用の受け皿、トレイのようなものがついていません。公式サイトやアマゾンでは、野田ホーローのトレイを一緒に買うことを推奨しています。
我が家にはベルメゾンで購入したグリルで使えるお皿があるので、それをつかってみたらちょうどでした。
トレイにのせるとおもちも簡単、上手に焼けます。お正月には重宝しました。おもちは1300wで5~7分ほどの調理時間です。
バルミューダトースターで各モードで焼くにあたって注意すべきこと
それぞれのパンをよりおいしく!をモットーにつくられたトースターなので、使えば使うほど、なるほどおいしいねと思う納得のトースターなのですが、我が家ではパンはほとんど冷凍保存していて、冷凍のままトースターにのせて調理するのが普通なので、説明書通りの時間だと足りません。
冷凍パンの場合は+1分ほど追加します。
またトーストは4枚切りを基本に。トーストはバターを塗ること前提に時間がかかれているので、条件がちがうと微妙に焼き時間が変わってきます。
自分の家でよく食べるパンがどのモードでどんなぐらいの時間がかかるのかを覚えるのは大変ですが、トースターの上にこのモードでこのぐらいの時間とかいてあるので、最低時間でやると失敗がありません。
焦げてしまっては後戻りができませんから。
最低時間でやってみて、時間がたりないなっておもったとき、トーストやチーズトーストで追加するととんでもなく焦げ目がついちゃうことがあります。
トーストやチーズトーストモードは最初60℃から200℃までどんどん温度があがっていきます。最初の1分と最後の1分では全然違います。
そんな場合は、クラシックモードでワット指定して追加したほうが失敗がありません。
今回、バルミューダトースターをギルトで1万円代で購入。
バルミューダは基本、値下げをしないという方針なので、どこでだいたいどこで買っても同じ値段なのですが、ここまで値下げされることはめったにないということで購入するきっかけになりました。
ギルトは楽天やアマゾンのセールで買うより安いときがありますので、とりあえず会員になっておくことをおすすめします。
ギルト会員の紹介で新規会員登録(無料)をすると、3,000円以上のお買い物で使える2,000円クーポンをもらうことができるので、もしまだ会員になっていない方という方は、よかったらこちらから登録してみてください
>>GILT(ギルト)の会員登録はこちら(2,000円分クーポンがもらえます)
アマゾンでもたま~に安くなるようです。
【関連記事】
■焼きたてのパンを再現 バルミューダのトースターを買いました
■バルミューダトースターのクロワッサン、バケット、ピザトースト、クラシックモード
この記事は、レビューポータル「MONO-PORTAL」にトラックバックしています